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Channel: Drunken Johnnyの『意外と身近にある歴史散歩』日々是好日 心灯 頬笑
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2553 二人の和算学者の顕彰と桜を詠んだ和歌の碑(台東区浅草2-3・浅草寺・新奥山)

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1. 「會田先生算子塚碑」、福島県の出身で少数派だった「最上流和算」の学者、會田算左衛門安明 ( 1747 ~ 1817 ) の碑。


16歳で地元の算学者岡崎安之に師事、33歳で江戸へ出て幕府役人となるも和算の研さんに励む。


「算法天元法指南」等を著す。


また、この碑文は亀田鵬斎の代表的な作品。


2554a 1. 會田先生算子塚碑


2.、大亀の背中に建てられた石碑には「四季を詠み込んだ 36首の狂歌 ( 狂歌三十六歌仙 )」が彫られています。


1817年 ( 文化 14 ) 8月 17日の建立、奉納者は大垣 ( 浅草 ) 市人。


浅草市人が主宰する壷側社中の人々が中心になって狂歌を寄せたもの。


初代浅草市人は氏 : 大垣、別号 : 壷々陳人。


浅草東仲町で質商を営む。狂歌を良くし、太田南畝と親交を結ぶ。


1820 ( 文政 3 ) 70余歳で没す。浅草「大松寺」に葬る。


追悼の狂歌集「浅草ぐさ」があり、浅草神社境内には 1826 ( 文政 9 ) 年 10月に建てられた浅草庵市人「ほととぎす」句碑があります。


2554b 2. 四季を詠み込んだ 36首の狂歌 ( 狂歌三十六歌仙 )


3.、「五瀬・植松先生明数碑」この五瀬・植松氏は上総の国の出身で幼少のころから算学を好み、「関流和算」の関孝和の教えを受けました。


はじめ五瀬氏、のちに植松家を継ぎました。


69歳の時自身の業績を残すため、同輩の藤良同に依頼して 1858年 ( 安政 5 ) この碑を造立。

2554c 3. 五瀬・植松先生明数碑







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